卵巣がんの治療ガイドライン

卵巣がんの治療法

卵巣がんの治療ガイドライン

卵巣がんのガイド

卵巣がん治療ガイドラインについて解説しています!

 あらゆるがんには「治療ガイドライン」というものがあります。

多くの臨床結果から得られた「現時点でもっとも望ましい治療法」をまとめたもので、医師が治療方針を決定する際に参照します。

卵巣がんの場合は、「日本婦人科腫瘍学会」の治療ガイドラインがよく使われています。

治療ガイドラインが作られる理由

 治療ガイドラインの大きな目的は、病院や医師によって行う治療内容に差が出ないようにすることです。

ガイドラインがなければ、同じ病気を抱える患者さんが、かかる病院によってまったく別の治療を受ける可能性があります。

国内外から集めた、有用な治療法をガイドラインにまとめることで、どの病院にかかっても質の高い治療を受けられるようになりました。

「日本婦人科腫瘍学会」が発行する、卵巣がんの治療ガイドラインは、腫瘍の種類によって何章かに分けられています。

たとえば第2章では「上皮性悪性卵巣腫瘍」、第3章では「再発上皮性悪性卵巣腫瘍」、第4章では「表層上皮性・間質性境界悪性腫瘍」といった感じです。

卵巣がんは種類が多いため、それぞれに最適な手術方法や化学療法、副作用対策など、さまざまな情報が盛り込まれています。

卵巣がんの標準治療

 治療ガイドラインで示される治療法は、「標準治療」と呼ばれます。

卵巣がんの場合、もっとも多い「上皮性卵巣腫瘍」については、ステージにかかわらず、両側の卵巣と卵管、子宮、大網という脂肪組織などを全摘出することが標準治療となります。

その上で、病期によって抗がん剤を併用することが推奨されています。

用いる抗がん剤としては、白金製剤の「カルボプラチン」と、タキサン製剤の「パクリタキセル」を併用する「TC療法」が、強く推薦されています。

一方、10〜20代の若い世代に多い「胚細胞腫瘍」では、患者さんの将来を考え、片方の卵巣と卵管をできるかぎり温存するよう推薦されています。

抗がん剤も、上皮性卵巣腫瘍とは異なり、「ブレオマイシン」と「エトポシド」、「シスプラチン」の3つを組み合わせた「BEP療法」が第一選択となっています。

その他、再発時の治療法も初回治療とは異なっています。それぞれのケースに応じた、最適な治療内容を参照できるのが治療ガイドラインなのです。

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