卵巣がんの化学療法(抗がん剤)

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卵巣がんの化学療法(抗がん剤)

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卵巣がん化学療法(抗がん剤)について解説しています!

卵巣がんの化学療法 卵巣がんは、あらゆる悪性腫瘍の中でも抗がん剤が良く効くことで知られています。

手術と組み合わせることで、より高い治療効果を得ることが可能です。副作用はもちろんありますが、効果が高く、卵巣がんに限らず、多くのがんの治療で抗がん剤は用いられています。

卵巣がんの治療では、どんな時に抗がん剤を使うの?

 卵巣がんの中でも、特に抗がん剤が効きやすいのは漿液性腺がん移行上皮がん類内膜腺がんです。

逆に効きにくいのは、明細胞腺がん粘液性腺がんになります。割合としては、漿液性腺がんが卵巣がん全体の約半数を占めますので、抗がん剤が広く活用されているといえます。

抗がん剤の用いられ方としては、まず「術後化学療法」があります。手術の後に行うことで、取り切れなかったがん細胞を根治することが目的です。

もっとも初期の「TA期」の場合は、基本的に手術だけですべてのがんを摘出できますが、TB期以降になると、目に見えないがんが残っている可能性があり、医師の判断によって手術後に化学療法を追加します。

またV期以降では、基本的に手術を行ってもすべてのがん細胞を取り除くことは難しくなります。少しでも予後を良くするために、術後には徹底的に抗がん剤を使用します。

もう1つの用いられ方は「術前化学療法」です。特にV期以降の卵巣がんでは、手術の前に抗がん剤で腫瘍を小さくすることによって、摘出しやすい状態にします。

より多くのがんを取り除くことができますので、生存率を高めることにつながります。

卵巣がんの治療でよく使われる抗がん剤

  卵巣がんの治療に用いる抗がん剤としては、たとえば「シスプラチン(ブリプラチン・ランダ・プラトシンなど) 」という白金製剤が有名です。漿液性腺がん、移行上皮がん、類内膜線がんに対しては80〜90パーセントの有効率とされています。

腎臓毒性が強いという副作用はありますが、薬で尿の量を増加させるなどしてうまく抑えられれば、優れた効果が期待できます。

他にも、シスプラチンの腎臓毒性を改善した「カルボプラチン(パラプラチン)」や「ネダプラチン(アクプラ)」といった白金製剤もあります。ただし骨髄抑制(骨髄のはたらきを弱める)という副作用に注意が必要です。

その他、タキサン系の「パクリタキセル(タキソール)」や「ドセタキセル(タキソテール)」など、さまざまな薬があります。

標準的な化学療法では、白金製剤とタキサン製剤を併用します。たとえば「カルボプラチン」と「パクリタキセル」の併用療法は「TC療法」と呼ばれ、広く行われています。

抗がん剤につきものの、吐き気や脱毛、骨髄抑制などの副作用を慎重にみながら、治療スケジュールを組んでいきます。

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