卵巣がんの外科手術

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卵巣がんの外科手術

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卵巣がん外科手術について解説しています!

卵巣がんの外科手術 卵巣がんの外科手術は、できるかぎり腫瘍を取り除くことを目的に行われます。

状態に応じて、術前や術後に抗がん剤治療も併用しながら、がんの根治を目指します。

卵巣がんでは、病理検査という目的も

 すべてのがんに共通しますが、病期が早ければ早いほど、手術による治療効果が期待できます。病巣を完全に摘出できる可能性が高いからです。

卵巣がんでも、T期もしくはU期までの治療であれば、まずは手術が第一選択となります。

また卵巣の場合、腫瘍の摘出と同時に、正確な病期や悪性度を判断する目的もあります。卵巣は外部と連絡のない臓器ですので、手術をしてみないと詳しい状況が分からないことが多いのです。

摘出された腫瘍を病理検査にかけて、ステージや組織型を最終判断し、手術後の治療を検討することになります。

またT期であっても、卵巣がんの場合は両方の卵巣と卵管、そして子宮や大網(胃から腸にかけてつながる広い脂肪組織)までを取り出すことが基本です。これらは特に転移しやすく、予防的に切除したほうが安心だからです。

ただし、これから出産予定のある若い女性の場合、片方の卵巣と卵管は温存する方向で考えます。条件としては、腫瘍が片側だけにあり、卵巣内にとどまっている「TA期」であることです。

抗がん剤の併用による、高い治療効果

 また状態によっては、リンパ節郭清も行われます。特に卵巣がんが転移しやすいのは、腹部を通る「傍大動脈」のリンパ節です。転移の可能性がある場合は、このリンパ節を摘出します。

漿液性腺がんや、粘液性線がん、類内膜腺がんなど、卵巣がんの中でももっとも多い「表層上皮性がん」では、卵巣と卵管、子宮、大網、そして状態に応じてリンパ節を切除する、という流れになります。

また他の臓器と異なり、卵巣がんは抗がん剤が効きやすいため、V期以降であってもできるだけ手術で腫瘍を取り除くことを目指します。

完全に取りきれなくても、術後に抗がん剤治療を行うことで、腫瘍を小さくできる可能性が高いからです。

もしくは術前に化学療法を行って、なるべく病巣を小さくしてから手術で取り除く場合もあります。

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