卵巣がんの細胞診と組織診

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卵巣がんの細胞診と組織診

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卵巣がん細胞診と組織診について解説しています!

卵巣がんの細胞診と組織診 がん細胞の有無を調べるために、もっとも確実な検査が細胞診組織診です。

細胞や組織を直接採取して病理検査を行うことで、がんの正確な診断をつけることができます。

しかし卵巣の場合、体の外から細胞を採取できないため、他の多くのがんとは異なった方法で行われます。

卵巣がんのもっとも正確な診断は手術

 一般的ながんでは、悪性が疑われる腫瘍があった際、注射や内視鏡などで組織の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べます。こうすることで、がんであるかどうかの正確な診断がつきます。

しかし卵巣は奥のほうにある臓器ですので、外から採取することができません。おなかの上から針を刺すことはできますが、乳房などと異なり、卵巣の場合は、針からがん細胞が腹腔内にこぼれ落ちる危険性があるのです。

そのため、卵巣がんで正確ながんの診断をつけるためには、手術をするしかありません。

腫瘍がある程度の大きさであれば、切除のために手術を行い、悪性が疑われる場合はその場で簡易的な病理検査(迅速診断)を行って、結果に応じて根治手術に切り替えることがあります。

ただし術中の迅速診断は、かならずしも正確とはいえないため、確実な結果は術後の検査を待つことになります。約2週間〜1ヶ月ほどかかることが一般的です。

術中には、良性もしくは境界悪性(良性と悪性の中間)と判断されていたものが、実はあとから悪性だったと判明することも実際にあります。

他の部位から卵巣がんが診断できるケース

 卵巣がんで腹水がたまっている患者さんでは、腹水を調べることでがん細胞を見つける「腹水細胞診」が行われることがあります。おなかの上から細い針を刺して、腹水の一部を採取します。

それでがん細胞が認められれば、腹水は卵巣がんによるものと推測することができます。

同じく胸水がたまっている場合も、針で採取して病理検査を行うことがありますし、腹部や鼠径部、子宮腔内などの採取しやすい部位に転移がある場合は、これを採取して調べることができます。

特に子宮内に浸潤している場合は、子宮内膜の細胞診を行うことでがんの診断がつくケースがあります。

しかし進行卵巣がんの中でも、子宮からがん細胞が見つかるケースは3分の1程度だといわれています。卵巣がんの診断は、がんの中でも非常に難しいのです。

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