卵巣がんの骨シンチグラフィー

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卵巣がんの骨シンチグラフィー

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卵巣がん骨シンチグラフィーについて解説しています!

 骨シンチグラフィーとは、がんの骨転移を調べるために行われる検査です。卵巣がんも他のがんと同様、進行すると骨転移する可能性がありますので、骨の痛みがある場合などに行われることがあります。

骨シンチグラフィーのしくみ:卵巣がんの検査

 卵巣がんはもちろん、乳がん、肺がん、肝がんなど、多くのがんで骨転移は起こります。

骨転移で死に至ることはありませんが、骨がもろくなって病的骨折を起こしたり、強い痛みが出たりする人も多いため、QOL(生活の質)が大きく低下する恐れがあります。

骨シンチグラフィーは、「テクネチウム」というラジオアイソトープ製剤を注射して行う検査です。

正常な骨は、つねに破壊と再生をくり返しながら、新しい組織と置き換わって存在しています。しかしがんが転移すると、このサイクルが狂ってしまい、骨が異常に作られすぎたり、逆に作られなかったりするようになります。

骨シンチグラフィーでは、注射した薬が骨の代謝が盛んなところに集まりますので、撮影された画像で濃く映し出され、病変の有無を調べることができるのです。

骨転移があるかどうかは、がんの治療計画を立てる上で重要なポイントです。卵巣がんにおいても、手術前や、術後の経過観察の際に骨シンチグラフィーが活用されています。

検査のながれ

 検査は、まずラジオアイソトープ製剤の注射をした後、薬が全身に行き渡った3時間後くらいから撮影を行います。

検査台に横たわり、放射線技師が全身を撮影していきます。所要時間は大体30分〜1時間です。食事制限などもありませんし、検査後はすぐに普通の生活が送れます。

レントゲンでは、おもに骨の形の病変を調べますが、骨シンチグラフィーでは濃く映し出された箇所を見つけることで、形には異常がない部分の病変も発見することができます。

骨転移を早期に発見できれば、抗がん剤やホルモン剤を利用するなど、骨がもろくならないための予防措置を行いやすくなります。患者さんのQOLの観点からも、非常に意義のある検査です。

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