卵巣がんのMRI検査

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卵巣がんのMRI検査

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卵巣がんMRI検査について解説しています!

 卵巣がんの検査の中でも、非常に有用性の高いものの1つがMRI検査です。磁場を利用して、さまざまな角度から体の断面画像を映し出すもので、体の奥にある卵巣の様子を見るためには最適です。

MRI検査ってどんなもの?

 視触診や超音波検査で、卵巣腫瘍が発見された場合は、より詳しい診断をするためにMRI検査が行われます。

強い磁場を発生させて連続的に骨盤内を撮影し、コンピュータで断面画像を作り出します。輪切りのほか、側面からの断面図も得られます。

台の上に横になり、トンネル型の機械の中に入って検査をします。所要時間は約30分です。

狭いところが苦手な人には少しつらいかもしれませんが、足の方は開いており、完全に密閉されているわけではありません。また最近はオープンタイプのものも開発されています。

卵巣がんのほか、子宮がんや子宮筋腫、子宮内膜症、腹水なども明瞭に映し出されますので、骨盤内臓器の異常の発見に非常に役立てられています。

MRI検査で分かること

 たとえばMRI画像を見ると、腫瘍の大きさや位置が一目瞭然で分かる上、それを形成しているものが液体か固形かも分かります。

黒く写っていれば液状ですから嚢胞性腫瘍、グレーっぽく写っていれば固形で、充実性腫瘍と判断されます。

前者は良性のほうが多いのですが、後者は多くが悪性です。さらに腹水もたまっていれば、悪性である可能性が増します。

また子宮や近くの臓器との境界もハッキリと見えるため、浸潤の様子も確認できます。特に手術前には、摘出の範囲を決めるためにも、MRIはかならず行われる検査です。

さらに組織型(漿液性腺がんや明細胞腺がんなど)の推測もできます。MRI検査は「経膣超音波検査」と並んで、卵巣がんにはなくてはならない検査の1つといえます。

超音波とMRIで撮った画像をもとに、悪性の疑いがある場合は手術を行い、組織を採取して病理診断にかけるのが一般的です。正式に悪性と判断されれば、そのまま根治手術に切り替えることになります。

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