卵巣がんのステージ(病期)

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卵巣がんステージ(病期)について解説しています!

 卵巣がんの進行具合を判断する目安として、病期分類(ステージ分類)があります。

日本では、国際産婦人科連合(FIGO)による「FIGO進行期分類」が主に活用されているほか、国際的な「TNM分類」も用いられています。

いずれも、がんの浸潤の程度と、転移の状況によってステージが決められています。

FIGO進行期分類による卵巣がんのステージ

 FIGOの分類による、卵巣がんのステージは以下の通りです。

T期(卵巣内に限局している状態)
がんが、まだ卵巣内にとどまった状態です。さらに3つの段階に分かれます。
IA期:腫瘍が片方の卵巣のみに限局される。
IB期:腫瘍が両方の卵巣にみられる。
※これらはいずれも、卵巣を覆う被膜表面に浸潤しておらず、被膜破綻もありません。
IC期:腫瘍が片側もしくは両側にかかわらず、被膜表面への浸潤もしくは破綻が認められる。
U期(骨盤内への進展がみられる状態)
U期では、卵巣から浸潤して、骨盤内臓器に進展している状態です。さらに3つの段階に分かれます。
UA期:子宮または卵管に浸潤している。
UB期:それ以外の骨盤内臓器に及んでいる。
UC期:A・Bいずれかの特徴に加えて、被膜表面への浸潤や破綻が認められる、もしくは腹水の細胞診で、悪性細胞が発見された場合。
V期(骨盤外への進展がみられる状態)
腫瘍が骨盤外の腹膜や、鼠径部のリンパ節などに浸潤しているステージです。
VA期:リンパ節転移はみられないが、顕微鏡的に、腹膜表面の播種(がんが散らばったように広がっている状態)が認められる。
VB期:リンパ節転移はみられないが、組織学的に2センチ以下の腹腔内播種が認められる。
VC期:腹腔内播種が2センチ以上、もしくは鼠径部のリンパ節や後腹膜に転移している。
W期(遠隔転移している状態)
最終のW期では、肺や肝臓などの遠隔臓器に転移が認められます。もしくは胸水がたまっていて、そこに悪性細胞が検出された場合もW期となります。

 以上がFIGO分類ですが、国際的に用いられている「TNM分類(UICC分類)」では、がんの深達度(T)と、リンパ節転移(N)、そして遠隔臓器への転移(M)の3つによって、10段階に分類されています。

いずれもステージIで発見されれば完治できる可能性が高く、W期に達すると治療が難しくなる点は同じです。

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