卵巣は「沈黙の臓器」

卵巣がんの症状

卵巣は「沈黙の臓器」

卵巣がんのガイド

卵巣は「沈黙の臓器」について解説しています!

 卵巣は、肝臓と同じく「沈黙の臓器」と呼ばれるものの1つです。腫れても症状が出にくいために、腫瘍の早期発見が難しいことで知られています。下腹部の違和感が続く時には、念のために婦人科を受診しましょう!

卵巣がんの症状が出にくいのはなぜ?

 卵巣が沈黙の臓器と呼ばれる理由の1つは、その大きさ位置にあります。

卵巣は2〜3センチほどのごく小さな臓器ですので、多少腫れても影響が出にくいことがまず挙げられます。

また、お腹にある「腹腔内臓器」の中でも、卵巣は子宮や腸などと異なり、外部との連絡がない臓器です。そのため、出血などの症状もみられません。

さらに卵巣は、子宮の両側に靭帯によってハンモックのような形で吊るされています。所定の位置におさまっている他の臓器と比べると、ルーズに存在しているため、痛みや圧迫感が出にくいのです。

ただし、靭帯が腫瘍によって強くねじれる場合があり(茎捻転)、この時には下腹部に激痛が走ります。何かの拍子でねじれが元に戻ると、痛みも消えますが、そのまま続く場合は緊急手術になることが一般的です。

そして卵巣は子宮の左右それぞれに1つずつありますので、片側に異常が起きても、もう片方がそれを補う働きをすることも、症状が出にくい理由の1つです。

腫瘍がかなりの大きさになれば、上から触っただけでも分かることがありますが、この段階に至ってもまだ自覚症状が出ないことも少なくありません。

卵巣がんによる少しの違和感を見逃さないで

 このように、卵巣は症状が出にくい条件が複数そろった臓器です。

腫瘍が5〜6センチになっても症状を感じにくい上、卵巣がんがかなり進行しても「最近おなかが張るなぁ」「トイレが近くなった気がする」という程度の感想しか持たない人が多いのです。

そのため、卵巣がんは「サイレントキラー」とか「サイレントキャンサー」などと呼ばれています。

さらに卵巣は子宮と異なり、奥のほうにあることから、組織を採取して行うがん検診ができないことも、早期発見を難しくしています。

下腹部の違和感が少しでも続く場合には、積極的に婦人科にかかることが大切です!

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