卵巣がんの末期症状

卵巣がんの症状

 卵巣がんでは、腫瘍がある程度大きくなる、もしくは他の臓器に転移して初めて症状が出ることも少なくありません。

病期としてはかなり進行した状態ですが、それでもなるべく早めに気づいて適切な治療を開始することが大切です。

進行期の卵巣がんの症状

 卵巣がんが進行するにしたがい、腫瘍によるさまざまな圧迫症状が出てきます。たとえば腸が圧迫されることで食事の量が減り、中にはまったく食べられなくなる患者さんもいます。

膀胱が圧迫されれば頻尿排尿障害がみられますし、下腹部がつねに張った感じがする、腰痛や腹痛がある、などの症状も現れます。

いずれもよく気を付けてみれば、早期にも多少はみられた、という患者さんも多いようです。女性の下腹部異常には、つねに注意を払いましょう。

またウエストのサイズが大きくなった時は、腫瘍のせいだけではなく、腹水がたまっている可能性もあります。

腹水とはおなかにたまった体液のことで、腹腔内にがん細胞が散らばったことによって起こると考えられています。

そうなると腹部が膨れるのみならず、全身倦怠感などもみられるようになり、起き上がるのも困難になることがあります。

その他、吐き気や高熱、足のむくみなどが現れることもあります。

卵巣がんが遠隔転移した場合の症状

 卵巣がんは、種類によって早期に転移する性質のものもあります。

まだ腫瘍が小さいうちから転移を始めるため、腹部膨満感などが現れる前に、転移による症状のほうが先に出てくることもあるのです。

卵巣がんが転移しやすい臓器としては、肝臓などです。卵巣がんが肺に転移すると、胸水がたまって息切れが多くなる、食事がのどを通りにくくなる、といった症状が出やすくなります。

肝臓は、卵巣と同じく「沈黙の臓器」と呼ばれるだけあって、転移しても腫瘍がかなりの大きさになるまで、目立った症状が出にくいです。やがて圧迫感黄疸などがみられることがあります。

骨転移は卵巣の場合、腰椎がもっとも多くなります。強い痛み病的骨折が起こり得るほか、脊髄が圧迫されることでマヒ症状が出ることもあります。

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