卵巣がんになりやすい人

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卵巣がんになりやすい人

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卵巣がんなりやすい人について解説しています!

 卵巣がんにかかった患者さんを統計的に見ると、いくつかの共通点が存在します。

当てはまる方は、ぜひ卵巣がんリスクを意識し、定期的に婦人科健診で卵巣のチェックを受けるようにしましょう!

妊娠・出産を経験していない女性

 卵巣に腫瘍ができやすいのは、毎月決まって卵子を細胞分裂させ、排卵を起こす臓器だからと考えられています。

妊娠・出産の経験がない人は、卵巣が排卵を行う頻度が高くなるため、卵巣がんになりやすいと考えられます。

妊娠すると排卵は一時お休みとなりますし、出産後も授乳期間は排卵が起こりにくくなります。1人赤ちゃんを産むとすると、合わせて平均2年近くは排卵が停止することになるのです。

一昔前の女性は多産だったため、5人産んだとすると計10年は卵巣が排卵を休むことができました。現代女性は生涯の排卵回数が増えていますので、卵巣がんになりやすくなったといえます。

同じ理由で、初潮年齢が早かった人閉経年齢が遅かった人も、それだけ排卵が起こる頻度は高くなりますので、卵巣がんにかかるリスクも高くなります。

子宮内膜症を患っている女性

 月経時に、外に排出されるべき血液がまれに逆流して、卵管を通り腹腔内に戻ることがあります。

この血の中には、子宮内膜の細胞が入っており、子宮以外の場所でも癒着して子宮内膜と同じ組織を作り、月経時には同じように細胞から血液を出そうとします。これが子宮内膜症です。

卵管を通って卵巣に血液が飛び散ると、卵巣内に子宮内膜ができることになります。これががん化して、卵巣がんに変わることがあるのです。

そのため、卵巣内の子宮内膜症にかかっている女性は、卵巣がんになりやすいといえます。

家族に乳がんや卵巣がんを発症した人がいる女性

 卵巣がんは遺伝からくるものもあります。

特に2親等以内(母親・姉妹・祖母)に乳がんもしくは卵巣がんの既往歴がある場合、特定の遺伝子に先天的な変異がある可能性が考えられます。

ただし全員ではなく、そのような家系に生まれた患者さんであっても、遺伝性と認められたのは27パーセント程度です。

遺伝子検査で遺伝子の変異が検出されたら、予防のためにも半年に1度は検診を受けることが望ましいとされています。

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