卵巣は腫瘍ができやすい臓器

卵巣がんの基礎知識

卵巣は腫瘍ができやすい臓器

卵巣がんのガイド

卵巣腫瘍ができやすい臓器について解説しています!

 卵巣は、女性の体の中でも腫瘍ができやすい臓器の1つです。

幼少期から老齢になるまで、あらゆる世代に腫瘍ができる可能性があります。 自覚症状に乏しい臓器ですので、早期発見が難しいことが問題です。

卵巣は「沈黙の臓器」

 つねに女性ホルモンを分泌し、毎月卵子を細胞分裂させる卵巣は、腫瘍ができやすいと考えられています。年齢を問わず、また腫瘍の種類も非常に多いことで知られています。

芸能人でも、たとえば宇多田ヒカルさんは19歳の時に卵巣腫瘍で手術を受けましたし、同じく歌手のより子さんに至っては、2歳の時に卵巣がんを発症し、右側の卵巣を全摘出しています。

卵巣は外界とつながった臓器ではないため、腫瘍ができても出血などがみられず、症状が現れにくいところです。

また左右に1つずつあることから、一方にホルモン異常などが起きても、もう一方によって補われることも、症状の出ない一因とされています。

そのため、かなり腫瘍が大きくなって他の臓器などを圧迫し、腹部膨満感が出て初めて気づくケースが多くみられます。悪性の場合は既に他の部位に転移していることも多く、治療は難しくなります。

ただし卵巣腫瘍といっても、約85パーセントが良性です。良性であっても、ある程度の大きさを越えると腫瘍の切除手術が行われますし、悪性の疑いがある場合は開腹手術で、卵巣自体を摘出することが一般的です。

卵巣腫瘍の種類

 卵巣腫瘍は大きく分けて、柔らかいぶよぶよとした「嚢胞性腫瘍」と、硬いこぶのような「充実性腫瘍」があります。

嚢胞性腫瘍は、卵巣腫瘍の80〜85パーセントを占める、非常に多いタイプで、ほとんどが良性腫瘍です。嚢腫チョコレート嚢腫などが、これに当たります。

一方、卵巣腫瘍の15〜20パーセントを占める充実性腫瘍は、6〜7割が悪性です。中身が詰まっていることから「充実」と呼ばれます。嚢胞性腫瘍であっても、一部に硬い充実成分がみられる場合は、悪性を疑います。

卵巣腫瘍は、他の部位と異なりスクリーニング検査がないため、子宮がん検診などで偶然に発見されることがほとんどです。かならず定期的に検診を受けて、卵巣の状態をチェックしてもらいましょう。

がん情報カテゴリページ一覧

スポンサードリンク

ページの一番上へ>    次のページ→卵巣がんの種類と特徴
サイトのTOPページへ